英検S-CBTについて
こんにちは!1週間半の寝たきり生活から復活しました、Koharuです。
びっくりするほど体力と記憶力が落ちました。(動くって大事ですね…)
さて、今回は最近お問い合わせの多い英検のS-CBTについてです。
CBTとはComputer Based Testの略で、パソコンを使って受験する英検です。
Sはスピーキングのことで、3級以上では2次試験にあたるスピーキング技能も
S-CBTではパソコンに録音する形で、1日で完結します。
(ライティングは、タイピングか筆記を選ぶことができます)
一度で全技能受験できることから、最近は受験者が増えており、
コロナウイルスの影響もあり、
年3回で毎回受験者が密集してしまう本試験よりも人気が出てきています。
本試験とは分けられていますが、資格としては同等のものです。
ただし、学校の受験に使う場合は
S-CBTは対象外の場合もあるのでチェックしておきましょう。
また、CBT(S-CBT)で受験できるのは5級〜準1級までで、
1級の受験はできないので注意が必要です。
英検のホームページを見ると受験の流れについて動画で説明があります。
受験する生徒さんから一番多い質問が「スピーキングはどう行われるのか」です。
私自身はS-CBTを受験したことがないので正確にはわかりませんが、
同じくCBT受験のTOEFLやこの公式の動画などから推測してお答えします。
- 入退室のやりとりはなし(How are you?などの質問もなし)
- 設問は録音されたものが流れ、聞き直し可能(聞き直しボタンがある)
- 黙読等もともと時間制限のあるものはそのまま時間制限あり
- 答えがまとまった時点で録音ボタンを押して録音
- 答えるまでの時間制限は(恐らく)なし
- 同室の受験者全員がスピーキング部分を終了した時点で、次のパートに進む
こんなところかと思います。
「無駄なやり取りがない」「聞き直しが簡単」「答えをまとめることに時間を使える」
という点はかなり利点だと思います。
特に、質問はわかっているが、
考えて文章にするまで時間がかかるタイプの人には向いていると思います。
ただし、逆を言えばアティチュード点(意欲態度点)はほぼないので、
そこでの点数の加算は狙いにくく、対面ではない部分の欠点もあります。
とはいえ、対面ではプレッシャーを感じやすいと思うので、S-CBTはおすすめです。
スピーキング対策は2次試験対策のものを使用しています。
余計な入退室部分などを省いて、より完全な英文にすることが一番かと思います。
表情などでごまかしが効かない分、英語の技能を高める必要があります。
そのためにある程度自分の中で定型を作っておくと良いと思います。
『困ったら In my case~ を使おう』とか『I think that 主語の形で答えよう』とか。
自分がパニックにならないために得意を持っておくことが大切です。
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