英検2次試験対策<これだけはおさえて!>
2021年度第一回の英検筆記試験が終わって、
来週あたりに合否が発表されます(ネットでは6月14日㈪閲覧可能)
私のレッスンでも2次試験対策が多くなっています。
そこで今日は『2次試験のこれだけは知っておいて!』まとめです。
- 入退室で印象をよく!
- 2次試験は<減点式>
- 間が空くときはこの言葉を使って!
その①まずは入退室の大切さです。
2次試験、点数をつけるのは目の前にいる人間です。
私がいつも言っていること:「人間だから、気に入られるように振る舞うこと」
試験官はほとんどが中学や高校の先生だそうです。
生徒を前にすることに慣れてますし、試験だから当然平等を心がけてます。
でも、やっぱり態度の悪い受験生は、ちょっと嫌ですよね・・・人間だもの。
私が塾で働いていたときに中学生の2次試験指導をしましたが、
恥ずかしいのと、元々横柄な生徒だったのとで、
彼は終始ムッとしていて、冒頭の挨拶でも"yes" "no" "I don't know"ばかり。
これでは受かるものも受からないよ、と注意しました。
英検の採点基準にはアティチュード点があります。
日本語にすると「意欲態度点」です。
ここは英語力よりも努力しやすいところだと思うので、ぜひ落としてほしくない!
わからない質問や単語が出ても
「頑張って話してますよー」「ほら、努力してますよー」感を忘れずに!
(意外と重要です、相手は人間だもの!)
さて、一番大事なのは、その②
2次試験が基本的に減点式で採点されるということ。
あまり詳しく書いたら英検に怒られるので控えますが、
ミスに応じて点数を減らしていくのが基本の採点方法です。
これの何が大切かというと、
<たくさん話してミスをしたら減点になりうる>からです。
多くの生徒さんの英検対策をしてきましたが、
大きく2パターンに分かれます。
①あまり無駄に話さない人 ②話が長くなってまとまらない人
どちらが合格率が高いかというと、恐らく①の人です。
なぜなら②の人は発話量がある分、文法や単語にミスが出やすいからです。
もちろん、上で書いたとおり意欲や態度も見られているので
できればたくさん話したほうがいいのですが、
多めに話してミスが出れば、それは当然減点対象になります。
であれば、自分の中で自信のあるところまでに留めるのも適切な判断です。
あ、話すなって意味ではないですよ!もちろん!
自分がいける!と思ったのであれば話してください!
それを自分で判断できることも、能力の一部だと思います。
最後の③は簡単です。
質問に対して、内容がわからなかったなら
"Please say it again." "Could you please repeat?" を使いますよね。
でも意外と教えられないのが、
質問の内容は理解したけど、単純に考える時間がほしいときの言葉です。
それは "Let me think." これだけ。
「考えさせてください」といえば大丈夫です。
スクール時代の私の生徒で
「考えてただけなのに、わからないと思って飛ばされた!」という子がいました。
これ、本当にもったいないんですが、よく聞くことなんです。
だって、試験官から見れば、
「考えているから黙っているのか?」「わからないから黙ったのか?」
この差はわからないんです。
だからある程度の間が空いたら「じゃぁ、次の質問」ってなっちゃいます。
それを避けるための魔法の言葉:"Let me think." です。
「質問は理解したよ、時間が必要なだけだよ」を一瞬で伝えられます。
そうすれば、受験者のあなたも心が軽くなるはずです。
これでゆっくり考える時間が取れるから、焦らなくてよくなります。
なので、「ちょっと時間かかりそうだな・・・」と思ったら
ぜひ早めに "Let me think." を言っておきましょう!
簡単な3点を気をつけて、少しでもリラックスして当日を迎えましょう♪
2次試験対策中⇓