"Take-It-Easy" English -気楽に英語学習-

ワールドトークで英会話講師をしているKoharuです!

オンラインレッスンの効果的な使い方ーこんなレッスンはもったいない!

ワールドトーク講師のKoharuです。

ここで指導を始めてはや8年目。

塾や英会話スクールでの勤務を含めると、かれこれ十数年。

教える側として思うことは、

「もっと有効的にレッスンを使えたらいいのに」

 

これ、きっとね、生徒さんも思ってると思うんですよ。

でも講師の口からは言いにくいこともしばしば・・・お金もらってるしね

なのでこちらに書きますが、

・レッスン時間内に一緒に単語を勉強する

・資格試験前に過去問を一緒に解く

・的の絞れていないフリートークだけを長々と続ける

これら全て、MOTTAINAI!と、思います。

MOTTAINAIって世界語になったっていうけど、使ってる外国人見たことないよね)

 

 

一番もったいないなと思うのが、

「レッスンで単語を教えて下さい」という要望。

正直、単語は暗記です。

覚えるしかないので、こちらができることは多くないのです。

新語を導入する場合は単語リストを渡して

「次回テストしましょう」が一番効率的です。

だから、25分使う必要はないですし、

なんならPDFファイルをぽんっと渡して終了でいいんです。

もちろん、わからなかった単語のフォローは講師の仕事です。

覚え方や文章で使うときのコツなんかも教わっておくといいと思います!

ただ、がっつりレッスン時間を取るものではないな、と思います。

 

 

二番目は、ひたすら過去問を解くだけの時間、です。

一人でできることですし、なによりお互いにあの沈黙の時間!辛くないですか・・・

小学生・中学生のお子さんなら、

一緒にやらないとそもそも勉強をしないってこともあるでしょうから、

その場合はもちろんOKです。

親御さんも「勉強みてください」的な感じだと思いますし、問題ありません。

でも高校生〜それ以上になると、非常にもったいないんです。

このくらいの年齢になると、大抵は自分の勉強のやり方が身についてますし、

また、自我もあるので、言われてやるか、言われなくてもやるか、

しっかり分かれてると思うんです。

それなら宿題として出したほうがいい!やる・やらないは自分次第ですし!

そこで本気度もわかってくるので、講師としてはとてもやりやすい。

レッスンでやることは:間違えた箇所の説明、解答の導き方の指導です。

つくづく思いますが、講師の仕事は「なるほど!そうだったのか!」を引き出すこと。

勉強を強制することでも、一緒に勉強することでもないと私は思っています。

わからないと感じたところを解決してあげることが、

生徒さんのやる気にも繋がりますし、今後の英語への向かい方も変えると思うのです。

なので、過去問は宿題でやろう!わからなかったところを一緒に解決しよう!です。

 

 

三番目が、ただフリートークをするだけのレッスンです。

これは個人差というか、生徒さんのレベルや目的にもよります。

フリートークになんの問題もない上級さんであれば、

英語のスキルの維持にもフリートークは大変有効です。

(私もそういう相手がほしいなと思うところです)

ただ、初級・中級さんでフリートークを希望されると「うーん。」となります。

理由は:フリートークは指摘がしにくいからです。

想像してください。

外国人とお喋りしてて、文法がおかしいな、と思ったとき

「今のその文章、おかしいよ」って言える人はどのくらいいるでしょうか?

指摘された方も「あ、うん、わかった。でね、」ってお話に戻れるでしょうか?

フリートークはそういうことなんです。

でも、「じゃあ、発話量を増やすにはどうしたらいいの?」と思いますよね。

答え:写真描写(Describing Pictures)、です!

会話でなくても発話、瞬発的な英語の発言は鍛えられます。

それに一番有効だと思うのが、写真描写なんです。

私はこれをゲーム化して生徒さんと楽しんでいます。

ゲームと言っても、かなり頭を使います、お互いに。

やり方は:

  1. 好きな画像を一覧から、無差別に選んでもらう
  2. このとき、私にはどれを選んだかは、教えてもらいません
  3. その画像の説明を、わかりやすく、具体的に、相手が思い描けるように説明する

これだけです!要は、画像を説明して相手に当てさせるゲームなんです。

実際やってみると、これがなかなか難しい。

会話って、実は説明が多いものなんです。

「昨日〇〇なことがあって〜」「〇〇さんがあれをして〜」とか。

だから説明力を伸ばすことは、会話力を伸ばすことに直結します

でも事務的になってしまったら楽しくないので、

ゲーム化して、相手にどれくらい伝わったか、最後に答え合わせをするわけです。

そこで「ここの説明は〜〜にした方が伝わりやすかったかも」と指導します。

楽しいし、自分の会話を指摘されてるわけじゃないから悪い気はしないし、

講師側からしても会話に割り込まないから、やりやすい!

これ、本当におすすめです。

 

 

以上、今回は「こんなレッスンはもったいない!」でした♪

 

気になった方はぜひ⇓

www.worldtalk.jp